のぼり旗の生地の性質は?

 

安く製作するコツ

「のぼり旗」の生地としては、最も多く使われている
ポリエステル100%のポンジ(テトロンポンジ)があります。

この素材の性質は、しなやかでインクの裏抜けの良い薄手の
素材ですから、風になびくように軽くてしかも安いのが特徴です。

従って、普段街で良く見かける多くの「のぼり旗」は
このテトロンポンジが使われています。

次によく使われるのはトロピカルで、テトロンポンジを
厚くして白生地の光沢感のある素材のためより目立ちますし、
テトロンポンジより約2倍程の厚みがある生地ですから
その分、耐久性にも優れています。

しかし、テトロンポンジよりも素材が厚いため染料の
裏抜けが悪く、裏の色の濃度は表よりもかなり薄く、
白っぽくなるというデメリットがあります。

また金巾は、和風の「のぼり旗」によく用いられる
綿素材で、和風のイメージに仕上げたい場合には
お勧めの素材です。

同じ綿素材の天竺よりも薄手の素材で、テトロンポンジよりも
耐久性に優れているという性質を持っています。

看板同様