一般的な長方形ののぼり旗の場合、2辺は棒に引っ掛けるための
ループが付けられているので、しっかりと縫合がされていますが、
外側と底辺部分は布端が風に揺られてほつれる可能性が
高い部分でもあります。
外に設置されることも多いのぼり旗では、ほつれのトラブルが
ないように、しっかりと布端の処理がされています。
のぼり旗は布で作られているため、布である以上は
布端があるので、そのままにしていればほつれてしまいます。
ヒートカットなら、熱によって糸同士を溶かしてくっつけて
しまうので、ほつれに対する心配もありません。
布端がごわつかずにすっきりとしていて、見た目の良さもあります。
また、この部分の縫製の種類としては三つ折り処理が
されていることも多いものです。
三つ折りとは、布端を1㎝程度の幅で二回折ることで布が三枚重なった
状態のことを言い、風で揺られたのぼり旗が壁などの物に当たって
こすれても、三枚の布でほつれを予防してくれます。